[M4-2016]アブダビ・カタール

2016/04/13更新

アブダビとカタールは日本人が投資をするような場所ではないので、あまり詳しくは調べていません。
しかし、アブダビの都市開発プラン。そして、かつては「世界一退屈な街」といわれたカタール(ドーハ)の現代化プランはとても興味深く、見ておくべきでしょう。

今回は少し手抜きです。写真を中心に簡単な解説のみ提供します。

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アブダビはUnited Arab Emirates(通称UAE-日本語ではアラブ首長国連邦)という国にあります。ドバイもUAEです。
街並みとしてはドバイのほうが大きいですがUAEの首都はアブダビ。
おそらくアブダビが一番、お金持ちで力があるため。UAEはドバイ、アブダビをはじめとして7つのエミレーツ(米国の州のような統治区)に分かれています。

エミレーツ・パレス・ホテル@アブダビ中心部

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これはCGではなく、展望台から撮影した実写。すごい街並みですね。
アブダビの中心部には絢爛豪華なエミレーツ・パレス・ホテル(中央の宮殿のような建物)があります。
左奥の白い建物群は、さらに豪華。アブダビの王様が住む宮殿。プレジデンタル・プレイス。世界一の大金持ちです。

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とにかく広い。天高も高い。
古い宮殿のリノベではなく新造。2005年築。
USD 3B (約3000億円++)でホテルとしてはシンガポールの船のホテル(マリーナ・ベイ・サンズ)に次いで世界二位の建設額だそうです。

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ゴージャスです。一部、プラスチックで造作した部分もありましたが。

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ホテル入口ドアの取っ手。

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広い廊下を歩いて部屋にたどり着きます。

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吹き抜けのホールもCGのようです。

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2016年3月現在では一泊10万円。それでもあまりゴージャス感はなく、30万円のスイートルームに宿泊しないと本領は発揮しないのかも。
この価格設定でも結構混んでいます。「スパは今日は予約でいっぱい」と言っていました。

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レストランは高いです。×31=日本円です。ちょっとしたランチコースで12,000円。
味は、悪くはないですが、うまいわけでもないです。なお、UAEディルハムは米ドルペッグです。

エティハドタワーズ@アブダビ中心部

2009年訪問時にはなかった新しいビル群です。
写真の中央に金色のホテルが見えていると思います。これを除いた5本をセットでエティハド・タワーズと呼びます。
金色の左がグランドハイアット。真ん中の一番背の高いビルには展望台があります。簡単にいうとアブダビで一番、二番に良いビル。小規模ではありますが、地上階にはエルメスほか高級ブランドショップが入っています。5本のビル群の総工費は2.5 bn Dirhams (USD 680M=700億円)とのことです。離れて左側の大きなビルは国営石油会社の本社。

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ドバイから来ると、あまり驚きはありませんが、六本木ヒルズ、あべのハルカスよりも大きなビル群です。

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一番良いビルといえばサーブ・コープ(レンタルオフィス屋)が入居しています。

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エティハドタワーズには展望台があります。
右奥の島にはマリーナ・モールという少し古いショッピング・モール(若干さびれている)、海沿いにはドバイのアトランティス・ホテルのような2棟がつながったデザインのビルを建設中。これはFairmont Hotels & Resortsによるリゾート型のホテル&レジデンスとのこと。http://www.fairmontmarinaresidences.com/

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実写版シムシティのようです。

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土地はたくさん余っているのに埋め立てで新規造成します。砂漠よりもマリーナのほうが住環境がよいためだと思われます。

大きなビル@アブダビ

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傾いた建物の中では世界一高いそうです。エキジビション・センター(展示会場)のビル。

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Abu Dhabi National Oil Company (ADNOC-アブダビ国営石油会社)の本社。夜になると電飾がすごいです。エコ意識ゼロです。
なお、この原油の輸出先No.1は日本。石油を掘り始めたのは1960年代と比較的最近のようです。

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こちらは、投資の世界では有名なアブダビ投資庁(Abu Dhabi Investment Authority、ADIA 右から2番目)です。
ADIA has 1,650 employees from 60 nationalitiesだそうです。多くの人が働いています。
非公開ながらもUSD 773bn(約80兆円)もの資産を運用中と推定されていましたが、
その後、原油安で50兆円くらいまで減ったようです。(Assets will drop to $475 billion at the end of this year, from an estimated $502 billion at the end of 2014)
UAEの年間政府支出は13兆円くらい(Government spending is set to fall by 4.2 per cent to Dh460 billion in 2015)
そのため、ADIAの運用利回りだけでも国家歳出の多くをまかなえる計算です。そのため、一時的な原油価格暴落によりアブダビの財政が傾くことはないでしょう。
UAEは人口1,000万人もおらず(もともと借金がないので)国債の返済費用もないため、維持費がかからない。ということでいいのだと思います。
新規の都市開発を一時停止したり、世界一大きな建物へのこだわりをやめる などすれば、お金が足りなくなることはないはずです。日米とは全く金銭感覚が違います。

右側はアブダビで2番目に背の高い「ランドマークタワー」複合オフィスビルです。
このエリアには、Burj Mohammed Bin Rashidという、もっと大きなビルを建てたようですが見忘れました。

YASアイランド

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YASアイランドという新開発エリアのホテル。Yas Viceroy Abu Dhabi

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本格的なカートをレンタルして実際のコースを走行できるアブダビ・サーキット。

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YASモールと直結のFerrari World Abu Dhabi.
現在のアブダビでは、YASモールがランドマーク的なショッピングモールとなっている様子。

マスダール・シティ(Masdar City)

マスダール・シティはゼロ・エミッションをテーマにした環境配慮シティ。
これは面白いテーマ。未来の街はどんな街だろう。と思って見に行きましたが・・。

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いやな予感のする入口

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期待して行ったものの、作りかけ(つくりはじめ?)の状態で実質的に放置されていた!!

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駐車場に停まる電気バス。ドバイなどでは「いつもは最先端のトラムが走っているはずだけど、今日は壊れているからバスで移動!」みたいなことはよくあるらしいです。

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駐車場から街の中心部へ行くために。路上を自走する(センサーで路面と交信して位置情報を得ている)乗り物。

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二酸化炭素を出さない街。

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完成予想図はこれ。しかし、現場は、まだ見どころというほどの完成品はありません。
この街の電気は太陽光発電+蓄電池でまかなわれています。
造成+100MWの太陽光パネル+蓄電池+街の中心部建築 = すでに400-500億円++かかっているはず。
と思いましたが、Wikipediaによれば、それどころではないようです。
完成までの総工費予想は、あくまで予想だと思いますがUS$18-22 billion(2兆円)とのこと。かなり大規模です。

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まだ全然、進んでいない。立派なCGと完成モデルを作るのはうまい。

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Masdarはアブダビ以外でも、いろいろなプロジェクトをやっているようです。Masdarという会社はMubadalaというアブダビ政府が所有する会社の子会社です。

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殺風景な街並み。静かです。大学のような機関(Masdar Institute of Science and Technology)がありましたが、ここで4年過ごしても楽しくないかも。

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白い塔屋から自然の風が吹いてくる仕組み。なるべく日陰をたくさん作る街の設計で自然に涼しく。というテーマですが、それでも暑い。

カタール

制作中

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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玉川陽介
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