[12-2] 東京ミッドタウン(2棟)
概要
The Park Residences at The Ritz-Carlton,Tokyo
ザ・パークレジデンシィズ・アット・ザ・リッツ・カールトン東京
ミッドタウンレジデンスのとなりのパークレジデンス(The Park Residences at The Ritz-Carlton,Tokyo)の内覧をしてきました。
【リッツカールトンのサービス】
写真を撮って良いですかと聞ける雰囲気ではなかったので、ほとんど画像がないのですが、内装はマンションというよりはリッツカールトンのホテルに住んでいるような雰囲気です。
一応、靴は脱いで入りますが、エントランスとフロアとの段差はなくフラット。備え付けの冷蔵庫、ワインセラー、キッチンコンロなどは海外仕様です。
リッツのサービスが受けられることが売りと聞いていたので、プライベートバトラーやら食事のルームサービスが付いているのかと思ったけど、そういうわけでもなく、ここならではの驚異的なサービスというのはなかったと思います。
ハウスキーピングをリッツに委託した場合、週5回で数十万円/月というメニューはあるのですが、家賃比で考えても割高です。あとはリッツカールトンのスパやジムが利用できるという程度。マンション内のスタッフの教育はリッツがやっているのかなと思います。
【気になる内装】
最近は1億円前後の大型マンションなら、風呂やキッチンなど室内設備のグレードは、どこも同じようにクオリティ高く、ここが別格とは感じませんでしたが、もちろんハイグレードな設備であることにかわりはありません。
リビングもベッドルームもひろい。このあたりは一般のマンションとはひと味違うところです。
内装設備のグレードが感動的に変わるもう一つの閾値は、4~5億円超えるあたりからかもしれません。それを超えてくると、おぼっちゃまくんに出てくる家のように、市中の工務店では見かけないような素材が登場するのかも。
【賃料】
賃料は訪問日の2009年5月では平米1万円程度で狭い部屋(眺望など条件の悪い部屋)は多少割安。2011年8月現在では、平米あたり8,000~9,000円で少し値下げした模様です。価格表が三井レジデントファースト(通称:レジファー)に出ています。
基本的な眺望はこんな雰囲気。夜景だけの勝負なら豊洲の方がきれいです。安い部屋(と言っても月額40万円)だとオフィス棟に遮られて六本木の夜景は楽しめません。
【感想】
パークレジデンスやミッドタウンレジデンスは、場所が良い&広い&ブランド力という点ではこの上ないですが、 個人的には、ベルサイユ宮殿みたいな絢爛豪華なのを期待していたので、リッツカールトン的なシックな雰囲気は、ハイセンスで高級感を保っているのは間違い ないのですが、ある意味普通であり、期待を裏切られてしまいました。豊洲あたりのタワーマンションとは、天と地ほど違うのかと言えば、そうでもないかなぁ という気も。まあ住んでる客層は全然違うのでしょうけど。リッツやミッドタウンのブランド料というか、顕示的消費(RogerMason)の意味合いが強 い物件かもしれないなあと。もしくは、六本木ヒルズのゴールドマンサックスに勤務する人などには適でしょうか。
okyo MidtownResidences
東京ミッドタウン・レジデンシィズ
2009年5月、住人の家に招待されたので様子を見てきました。
【感想】
ここは人の定住する家ではないですねー。定期借家3年だし、生活感がない。
出張時に少し滞在するとか、パーティーや何かの会場として使うのが向いているかと思います。
正直、期待していたよりはシンプルなデザイン(秋葉原のヤマギワみたいな感じのテイスト)であまり感動はなかったですが、六本木ヒルズ族に対抗できる、地に足の付いていない感じのデザインは場所柄悪くないと思います。
【賃料】
同じく、三井レジデントファーストのページから賃料を検索できます。2011年8月現在では、概ね9,000~1万円/平米と言ったところです。