[A7-2018] タイ(バンコク・リッツカールトンレジデンス)

バンコクは疲れる街

訪問日2018年3月。バンコクは何度行ってもイライラの絶えない街である。

渋滞がひどい、街が汚い、トイレも汚い、英語で話が通じない、タイ人の発音がタイなまりで分かりにくい、時間通りに動かない、レストランで注文してから出てくるまでが日本の倍くらいかかる。5つ星ホテルでもなんとなく汚い。こちらが急いでいても関係なく従業員同士でおしゃべりしている。それにも係わらず物価は東京と変わらない。

恵比寿クオリティの先進的な飲食(Cocotte Farm Roast & Winery@Watthanaなど)は恵比寿の1.5倍~2倍の値段。最高にうまいかといえば恵比寿ではよくある程度の味。日本人が食べて本当に「うまい」と感じられるのはリッツカールトンサムイなどタイでも最高峰のホテルのみであろう。

プーケットやサムイもアナンタラなど地元企業の経営する高級ホテルは(古いこともあり)日本のバブル期的なセンスで垢抜けない。そのため、築浅の欧米系ホテルを選びたいわけだが、そうするとさらに高い。

唯一、人間がフレンドリーなのは日本にはない良い点だろう。高級な場所でも格式張ったところはほとんどない。バンヤンツリーの屋上などドレスコードありという場所でも日本とは違って形だけ(ジャケットっぽいものなら何でも良いとか)

 

バンコクのホテル

バンコク市内で日本人が選びそうだが、あまり良くないと思う高級ホテルとしては、ザ アテネホテル ラグジュアリーコレクション、ザ スコータイ バンコクなど。写真はゴージャスだが施設が古い。池袋のメトロポリタンホテル以下くらいだと思えば良い。他の1~1.5万円前後の5星ホテルや1万円++の4星ホテルも同様。施設が古いとタイでは星5ホテルでも水回りが詰まったり不快である。

日本のパレスホテルやマンダリンオリエンタルなどと同等の満足感を期待するなら、ペニンシュラ、ザ セント レジス、グランデ センター ポイント ホテル ターミナル 21など3万円前後の価格帯。場所は離れグレードは4星級だが長期滞在型ならば137 ピラーズ レジデンシーズ バンコク(キッチンとランドリー機器付き)などが新しくてきれいである。ほか、マンダリンオリエンタル、ザサイアムなども値段相応の最高グレードホテルのはずだ。

 

(写真)スコータイバンコクは外観は古き良きタイのお屋敷風なのだが、室内は部屋の真ん中にテレビを置いてみたり設計思想が古い。水回りも日本の昭和50年代風デザイン。

新婚旅行などで不快なことは一切ないようにしたければ、広くない部屋(40-50㎡)でも25,000~3万円/一泊の予算を確保した方が良い。二人以上で行くならばそのようなグレードのホテルのスイートなど広めの部屋(4万円++)を選びたいところだ。スイートだとトイレや洗面が2つ付いている。

マンダリンオリエンタルが一番良さそうだがおそらくバンコクでは2番目に高い。ザ サイアムは最も高いホテル。新しくてきれいで文句はないが高い割にはシックなデザイン性で場所も離れているので初回訪問向きではない。隠れ家的な高級ホテル。スコータイホテルのようなタイ伝統的なテイスト。ザサイアムは2018年3月のエクスペディアではバンコクで最も高いホテル。

タイの不動産

そんなタイの不動産市場は日本のバブル期と似ている。官僚やデベロッパーの幹部には富の源泉たる国土をコントロールする権限があり、その地位を使って不動産開発をしている。彼らと親しい間柄となればプレビルド段階で安価に仕入れて次の転売フェーズで利益を得ることができる様子。

タイの不動産は日本とは違い、手付金15%くらいを先に入れて、建築の段階ごとに追加のお金を払っていく方式。フィリピンなども同様で海外では多くある方式である。外国人でもコンドミニアムはフリーホールド(所有権取れる)である。

中心部は渋滞で混雑しているし街中を歩ける場所も少なくストレスが多いので、Rama9 Parkという大きな公園(Paradise Park Shopping Mallの近く)の近くの物件などはどうだろうと思ってネットで検索したところ、100万バーツ(350万円)の部屋が出てきた。
安いなと思ってDDProperty Thailandという地元業者に問い合わせてみた。電話をしたところ「たった100万バーツの部屋?」「あれはもう取り扱いできない」「プラウェート区なんて不便だからやめろ」と言われて終わった。対応も昔の日本のThe 不動産屋という感じである。

マハナコン(MahaNakhon)リッツカールトンレジデンス

バンコクの新ランドマークともいえる建物に位置する物件。建物の外観が特徴的。CGではこんな感じ。

 

(写真右)実際の写真はこれ。バンコクでは電線の引き回しがひどいのでこのようになってしまう。

価格は140平米でTHB 58M(2億円)とのこと。ペントハウスを除けば広い部屋と狭い部屋でのグレードの違いはなかった。

 

 

 

ペントハウスは最大844平米で18億円らしく、内覧してみたいと頼んだが「現在、内装工事中でブルーシートがかかっていて見られない。来週にもう一度来るなら見られるように調整しておく」とのこと。

ペントハウスではない一般フロアのレジデンスのグレード、もちろん十分な品質ではあるが98 Wirelessよりは劣る。普通の5星ホテルという感じ。

リッツカールトンレジデンスバンコクで検索すると「リッツカールトンレジデンスを3億弱で買いました。 | YOZAWA TSUBA」というのが最初に出てくる。なお、私は氏とは面識はない。

リッツカールトン・レジデンスの運営はグループ会社であるマリオットホテルがやっているとのこと。リッツカールトンとマリオットでは従業員の入れ替えや相互配置転換もあるそうだ。

競合はフォーシーズンズ・レジデンス(Bangkok at Chao Phraya River – Four Seasons Residences)とマンダリンオリエンタル・レジデンス(The Residences at Mandarin Oriental Bangkok)とのこと。どうやらこのなかではマンダリンオリエンタル・レジデンスが一番人気で完工前に完売した様子。案内担当の人は、今までバンコクで出会った人の中で一番英語がうまかった。日本語を話せる欧米人もいた。

船にはマンダリンオリエンタル・レジデンスのPR.その裏手が同物件建物。


2018/03/19更新