[A7-2018-2020] タイの居住権(タイランドエリート)

タイランドエリートの取得

タイ政府観光庁のタイランドエリートプログラム。結論的には100万バーツ(350万円程度)で、実質的に誰でも無審査、クレジットカード決済ですぐに取得できる。
そのため、クレジットカードの一括決済で350万円程度が支払えることが必要。クレジットカード以外の支払いもできるがクレジットカードが簡単。
20年間何も更新手続きをしなくても、現地に行かなくても、住まなくても失効しないので、とりあえずの逃避先確保のための取得に最適。

銀行口座の開設サポートもしてくれる。2018年現在、筆者が調べた中では世界で最も安くて簡単に取れる居住権である。
ビザの受け取りは、サポート窓口に渡航便名を伝えれば、スワンナプーム国際空港で担当者が15分くらいですぐに発行してくれる。
英語が話せる必要も特になし。

各種割引などの「おまけ」も用意されているようだが、日本人が使いたいであろう外資系高級ホテルやブランド物などは対象外ばかりであった。タイ国内での特典には期待しない方が良い。
実質的に居住権の販売だと考えるべき。
スワンナプーム国際空港の入国審査(イミグレーション)ではビジネスクラスと同じく優先レーンを利用できる(もともとビジネスクラスで渡航ならば意味はない)
タイ国内でタイランドエリートの割引や特典があるかを何人かの店員さんに聞いて見たものの、あまり認知されていない様子。高級物件の不動産業者などは知っているようだ。

タイランドエリートで銀行口座を開設

タイの金融機関は、おそらくworking permissionがないと口座開設はできない。しかし、タイランドエリートで現地に住んで投資や賃料支払いなどをするには銀行口座が必要であるので開設させてくれる。

タイランドエリートのサポートに口座を開設したい旨を連絡すると、5営業日後にBangkok Bank シーロム本店(シーロム支店ではない)に行けといわれる。この5日間のあいだにタイランドエリート側からBangkok BankにBank reference letter的なものが発行され、この人に口座を作ってあげてね。という依頼を出している。

持ち物は、パスポート、タイランドエリートの銀色のカードだけでよい。片言の日本語を話すタイ人が相手をしてくれる。所要時間は30分程度。ネットバンキングを開設するにはタイの携帯(プリペイドでも何でもいい)が必要であり、この携帯にSMSでログイン情報が送信されてくる。カードとネットバンキングはその場でもらえる。

Bangkok Bank銀行口座の仕様(2020-03現在)

・LINEキャラの限定カード
・電車のラビットカード機能も付いているが、ただ機能が付いているというだけでチャージ方法は通常のラビットカードと変わらず駅でやれとのこと
・マスターカードまたはUnionPay(銀聨/ユニオンペイ)として使える(選べる)
・口座番号は10桁
・ATMでの現金引き出しのリミットが200,000バーツ(にするにはサポートに電話して上限UPの必要あり)だが、ATMの仕様上、紙幣払い出しの枚数リミットが25枚と決まっているらしく、一回の操作では25,000バーツが限界(いずれも一日あたり)
・買い物のリミットが15,000バーツ(一日あたり)
・送金情報とSWIFT BANGKOK BANK PCL., HEAD OFFICE, 333 SILOM ROAD, BANGKOK 10500, THAILAND. SWIFT=BKKBTHBK

警察の検問で使える?タイランドエリートカード

どこに行っても知名度の低いタイランドエリートカードだが、警察関係者は理解しているかもしれない。

バンコク郊外で検問をやっていて、こちらは何も悪いことをしていないがタクシーに乗っていたら無差別抽出でとめられ、パスポートを出せと言われる。パスポートを所持していなかったため、このカードを出したところ、OK帰ってよし。となった。なお、何も悪いことはしていないことが前提であるので注意されたい。

 


2018/03/19更新