[M4-2016]アブダビ(マスダール・シティ)
マスダール・シティ(Masdar City)
マスダール・シティはゼロ・エミッションをテーマにした環境配慮シティ。
これは面白いテーマ。未来の街はどんな街だろう。と思って見に行きましたが・・。
いやな予感のする入口
期待して行ったものの、作りかけ(つくりはじめ?)の状態で実質的に放置されていた!!
駐車場に停まる電気バス。ドバイなどでは「いつもは最先端のトラムが走っているはずだけど、今日は壊れているからバスで移動!」みたいなことはよくあるらしいです。
駐車場から街の中心部へ行くために。路上を自走する(センサーで路面と交信して位置情報を得ている)乗り物。
二酸化炭素を出さない街。
完成予想図はこれ。しかし、現場は、まだ見どころというほどの完成品はありません。
この街の電気は太陽光発電+蓄電池でまかなわれています。
造成+100MWの太陽光パネル+蓄電池+街の中心部建築 = すでに400-500億円++かかっているはず。
と思いましたが、Wikipediaによれば、それどころではないようです。
完成までの総工費予想は、あくまで予想だと思いますがUS$18-22 billion(2兆円)とのこと。かなり大規模です。
まだ全然、進んでいない。立派なCGと完成モデルを作るのはうまい。
Masdarはアブダビ以外でも、いろいろなプロジェクトをやっているようです。Masdarという会社はMubadalaというアブダビ政府が所有する会社の子会社です。
殺風景な街並み。静かです。大学のような機関(Masdar Institute of Science and Technology)がありましたが、ここで4年過ごしても楽しくないかも。
白い塔屋から自然の風が吹いてくる仕組み。なるべく日陰をたくさん作る街の設計で自然に涼しく。というテーマですが、それでも暑い。
2019/03/15更新