2014/11/18

あらすじでたどる黒田量的緩和

■あらすじでたどる黒田日銀の量的緩和

・2013/04/04の黒田量的緩和から日本は変わった
・マネタリーベース、株価、為替には大きな影響
・ガンホーや不動産関連ほか、アベノミクスで株長者が続出
・不動産はそれ以前から高かったが、ますます確信的で投資物件のみならず実需物件にも波及
・土地値高騰、人件と材料高騰(建築単価は3年前の3-5割増し)も不動産価格高騰にに拍車
・だが実体経済はあまり変わっていなかった

→ここまでは「不動産投資1年目の教科書」「インカムゲイン投資の教科書」で書いた

・9月はピムコのグロース氏ショックでハイイールド債価格が下落するも大きな影響なし
・10月は原油とゴールド価格が下落で日本のCPI押し下げ要因にもなる
・2014/10/31黒田追加緩和で二度びっくり
・為替はますます円安に。マネタリーベースと資産買入ベースを増加
・要はGPIFから30兆円の国債を買い取り、株式購入資金を提供。日銀+金融庁の総力戦の様相へ
・それを好感して株式市場は上昇
・ユーロ圏でもECB資産買入本格化の一方でEU長期のリセッション懸念でUSD/EURは断続的に下落
・さて、これからアベノミクス本格化と思ったところで悪いGDP発表されて株価下落
・消費税増税延期が確定的に
・消費税増税のために手続き上、解散総選挙の実施
・量的緩和とセットであるべき消費税増税が延期で危ぶまれる日銀財政規律
・長期的にはますますの円安材料
・目下の注目は毎年4月頃に決まる補正予算(要は景気刺激のためのバラマキ規模)

■玉川の見通し
・投資に関係ない一般市民にとっては迷惑極まりない経済環境。
・金利低位安定、日本株は一服、為替は円安、ドルユーロ下落、日本の実体経済は鳴かず飛ばず
・伏兵は、ロシアルーブル金融危機。個人的には新興国不動産バブルの崩壊も予想したい。最悪は世界全体の量的緩和が失敗してリセッション入りもゼロではないが可能性は低い
・まあ、まだ何とかなる勢いはある。詳しくは11月27日の八重洲ブックセンター講演にて