私が見ている金融経済の情報ソース

株やFXを最近はじめた人は、世界の株価や経済指標を見れば良いことは知っていても、具体的にどこを見て、何を占えば良いのか分からないと思います。

私が普段からよく見ている指標を大公開!通常、何を見て学んでいるか。というのは最も人に教えたくない情報なので、かなり大サービス中です。

ニュース

これはブルームバーグのある人でないと見られないのですが、ブルームバーグニュースを人気順に並べます。

人気順に並べたりしなければ、ブルームバーグニュースは同社のウェブで無料で見られますので必ず見ましょう。ブルームバーグニュースはRSSを提供していないので、静的ページを勝手にRSS化するツールを使って購読するといいでしょう。

日本で大企業の合併など「日本人なら大注目だが、世界ではあまりインパクトはない」というニュースが出た時は、米国版と注目されているニュースが変わってきますので、米国版もヘッドラインだけは確認します。日米でどのように視点の違いがあるかを知っておくと良いでしょう。

 

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デイトレをするのであれば、リアルタイムニュースも見ますが、これもブルームバーグがないと出てきません。

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ロイターも見ます。携帯で情報を集めるのは効率が悪いのですが、待ち時間などに見ると良いです。

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日経はあまり見ていませんが、不動産現物をやるなら日経も読んだ方がいいと思います。また、不動産の人は、月刊プロパティマネジメントも見た方が良いです。ほか、あまり見ていませんが、銀行実務という専門誌なども不動産にはいいかもしれません。

あとは宅建業者でないと見られませんが、レインズも使います。なお、レインズは毎日23時以降はメンテナンス中となり、夜中は働けないようになっています(笑

初心者で長期投資家は、ダイヤモンド、東洋経済、エコノミストあたりをキンドルで読むといいです。

世界の株

まずは、日経平均とドル円だけを見るのはやめましょう。木を見て森を見ず。世界全体を見渡し、米国が経済の中心であり、世界の中に日本があることを認識することが重要です。

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 主要な国の株価を対数化してSP500と比較しましょう。SP500は世界の株価指数のベンチマークです。

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 世界の為替

各国の為替を対ドルで見ましょう。

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1ヶ月前を100としたときの相対的な値動きを追うと、世界のどこで異変が起きているのか分かりやすいです。

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もちろん、ドル円、ドルユーロ、ユーロ円は毎日かかさずチェックです。雇用や住宅統計が発表されたときにどのような反応をしたかを調べましょう。

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米ドル円の短期売買のときに見る指標

米ドル円の短期売買ならば、SP500先物と日経平均先物(指数より先物を見ましょう。先物は夜中も動いているため)を一緒に見ると良いでしょう。短期と言っても1秒、2秒の経済指標取引ではなく、1週間くらいのイメージです。

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もちろん、短期売買ならば今夜の経済イベントは必ずチェックです。それに加えて、シカゴIMM通貨先物ポジションの推移を見るべきと言いたいところですが、私はそこまで注視していません。とくに現在の金融政策相場では投資家動向よりも金融政策動向を見た方が当たると思います。

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米国株

何はともあれSP500を見ましょう。VIX指数も一緒に見ておくと良いでしょう。

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SP500銘柄の騰落率上位を見ます。1ヶ月変化率でならべると最近ホットな銘柄が分かります。

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日本株

日経平均株価を見ます。夜間はシカゴ上場の日経平均先物を見ましょう。

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日経平均株価は、米ドル建てでも見ておくと良いかもしれません。為替ヘッジなしで買っている外国人は日本円相場の影響も受けるためです。

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TOPIX(東証一部全銘柄)+JASDAQ(小型株)の騰落率上位を見ます。流行っている銘柄が分かります。

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債券市場と金利

世界の国債市場を見ましょう。各国10年国債の最終利回りに注目です。

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もっとも注目すべきは日本、米国、欧州の10年国債です。欧州の10年国債=ドイツ国債(画像の4段目)と考えれば良いでしょう。余裕があればスイス(3段目)も見てみましょう。

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ハイイールド債

米国市場で利回りの高そうなETFやREITを分配金利回り順に並べて、おもしろそうな銘柄を探します(画像下)
上の画像は、米金融機関のハイイールド債ネット買い持ち数量(Primary dealer positions net outright below investment grade bonds, notes, and debentures)というもので、米国の大型投資家がどのような種類の債券を持っているのか参考にします。Bloombergがない人でもFederal Reserve Bank of New York公式からチャートを見られます。

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インフレと景気動向

米国と日本の景気動向をブレーク・イーブン・インフレ率(BEI)から占ってみましょう。どこまで当てになるかは分かりませんが、各国の証券アナリストが見ている指標には一応でも、目を通しておくといいでしょう。白線は10年のインフレ率、黄色はSP500、緑は日経平均です。BEIと株価をならべて見ているというわけです。

このように、好きな指数を自分の切り口で合成してチャートを作成できるのがブルームバーグの便利なところですが、がんばればExcelで自作もできるかも!?

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コモディティ

コモディティは金と原油くらいを見ておけばいいでしょう。ほかは、ニュースを見ていれば、最近どの商品の騰落が激しいなど出てきますので、都度チェックしましょう。

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金と原油のチャートです。

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中国とロシア

中国は短期金利(CNH Deposit ON)が急騰したりするので、短期金利を見ます。もちろん株も。

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ロシアルーブルを売買するならば、経済イベントカレンダーとロシア中銀の為替介入額(画像下)を見ておくといいでしょう。

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米国経済指標

いろいろありますが、見るべき指標は決まっています。GDP、新規失業保険申請、非農業部門雇用者数、中古住宅販売、新築住宅着工件数(順不同)あたりを見ます。

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日本の量的緩和

これは、もちろんブルームバーグがなくても見られますが、日銀のページは見にくいので、こんな感じで並べてみます。不動産をやる人は、金融機関の貸出平残推移も見ると良いです。

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米国不動産市況

全体の動きを知るには、S&Pケースシラー指数が便利です。どの街がどれだけ騰落しているか全体像が分かりやすいです。普通は、新築住宅着工件数、中古住宅販売件数などを見ます。

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ニューヨーク・マンハッタン地区の高級物件価格と賃貸価格はMiller Samuel Manhattan Luxury Housing Average Priceを見ます。SQFT単位ですが、価格を覚えても意味がないので起点を100とした指数表示にしています。売買価格が左で賃貸が右です。

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サブプライム危機から完全に片付いたことを確認するためにローンの延滞率推移も見ましょう。

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米国REIT指数も見ておきましょう。ベンチマークはなんでもいいのですが、ここではMSCI US REITです。

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日本の財政信用力

当面は大丈夫そうなので見なくても良いのですが、一応、CDSを見ます。CDSは日本と同じような格付で安定しているフランス(どこでもいいのですが)と比較して見ます。CDSは5年以内に破綻することに賭ける投資商品です。

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