2018/03/22

日本人はノリが悪い。そしてリスクばかり考えすぎる。

日本人の良くないところとして、リスクばかりを考える点が挙げられよう。石橋をたたいても渡らない。
言い古された日本人の評価だ。

ところで、魔女の宅急便というアニメの中で次のようなセリフがある。
主人公のキキが滞在先の街を決めるとき、猫のジジは(ひとつの街に魔女は一人しか滞在できない規則であることを懸念して)
「もう他の魔女がいるかもしれないよ」と言う。

ここは大きな街で魅力的な街だから、多くの魔女が狙っているに決まっている。
先に滞在している人がいるに違いない。やるだけ無駄かもしれない。
といいたかったわけだ。

だが、ここで、キキは「いないかもしれないわ」と返す。

おそらく、計算して出した答えではなく直感的、感情的なものだ。

ビジネスや投資において、これは必要なことである。
机上で計算できるような活動からリターンを得られるほど市場は簡単ではない。

前例のない、ダメかもしれないこと、かつ面倒な活動に取り組むことがリターンの源泉である。
そのため、何もやらず傍観者のままでいるのが一番良くない。

「この分野は今からやっても、他にもう似たようなアプリがあるよ」「もっと強い人がたくさんいるのにそんな市場に入っても・・」
「そんなのに賭けたら危ない」
ビジネスだけでなく、人付き合いにおいても「この人にあの人を紹介したらあとで面倒なことになりそう。やめておこう」とか。

そのような消極的な発想が支配的な日本の現場には、キキのような「いないかもしれないわ」の精神が必要だろう。

リターンだけを考えて行動するくらいの人の方が、投資やビジネスで大勝ちする素質があると思う。
世の中、それほど失敗することばかりだとは思わない。「やってみたら意外になんとかなった」ということも多くあろう。

なんとかなる理由は、プレイヤーはじつは人に言われなくともリスクを十分に認識していて、無意識にそれに対処する構えになっているからであろう。
それが故に、意外になんとかなる。そのような時は運も味方することが多い。