2019/06/09

外国製の電子機器、家具や照明の輸入

家具や照明を輸入する理由

日本人はどんな仕事でも高精度に何でもできる。しかし、唯一できないのがいいデザイン。これだけは作れる人が誰もいないようで、世界のブランド家具や雑貨のなかにも日本製は皆無である。
また、消費者もデコレーションよりも何もない空間を好み、作り手も買い手もいない国。これではいいものが売っているわけがない。

ということで、海外製の家具や照明を小口輸入できないかを考えてみた。自家用としても賃貸物件の装飾アイテムとしても使える。また、コンピュータの部品、ニッチな部品(Registered DIMMなど)は米国の方が安いことが多い。米国は世界市場なのでニッチな部品にも流動性がありディスカウントが効くことが理由であろう。

米国内にしか発送しないショッピングモールから買う方法

カルフォルニア(日本に一番近い西海岸)やフロリダ(一番遠い)を拠点とした荷物の転送業者がある。登録無料またはそれほど高くない月額チャージにて、米国内に私書箱住所がもらえるので、そこにあてて荷物を発送すれば良い。到着すれば管理画面から日本への発送指示ができる。

業者はmyUS.comの一択でよかろう。英語しか通じないがチャットができるので英会話不要。親切に回答してくれる。そして何より明朗会計でシステム的に運用されている。購入価格の証明レシートなどを毎回、提出する必要がない。
Goopingは日本人がサポートしているのにサポートが悪い(利用者としての個人的な感想)そして、いろんな処理が属人的。遠慮したい。

いずれも、いろんな店で複数商品を買った場合は、同梱してくれる(ただし、同梱してまとめれば送料が安いとは限らない)欧州などで買う場合、米国には発送するが日本には発送しない店も多くあるので、欧州>米国>日本と転送することもできる。送料はかかる。

送料の計算

パソコンの増設部品などちょっとした荷物で$50~、10~20種の小物雑貨を混載で$600-800
2Pソファセットなど特大貨物だと$1,000~1,500くらいの送料のイメージ。

送料の計算は、重さ、それに加えて、たて×よこ×高さを各インチで計算する。
ここで3辺合計の長さが80インチを超えていれば、みなし重量という単位を使う。容積(立方インチ?)を計算して、定数166で割る。たとえば、80インチ×30インチ×10インチなら24,000で定数166で除すと見なしlb=145となる

80インチを超えていなければ重量をそのまま使う。超えることの方が多いと思う。

ここから計算できる
https://www.myus.com/pricing/

送料価格表まとめ


どうやら、雑貨などはまとめて大口にせず、小分けに150lb以下にして送った方が安い様子。200lbを超えると単価が2倍近く跳ね上がるのでこれを避ければ安くできる。myUSがどれほどのスプレッドを取っているのかは不明。FedEXの公式で500lbの家具を輸送した場合の送料を計算したが、myUSの3倍+の見積もりが出た。なぜだろう。

消費税と関税

転送業者に対しては購入価格を自己申告する必要がある。この価格をもとに日本に荷物が到着時に消費税が8%課せられる。$900の商品を輸入したら、10万円相当なので消費税8,000円の支払い義務が生じる。FedExなどが代理で支払い、ユーザーはFedExに対して支払い義務を負う(納付書が郵送されてくる)

ものによっては関税もかかる。ものにもよるが、通常は5-10%でそれほどの額ではない。

税額が合計15,000円を超えると日本のFedExから電話が来て「いま、おたくの荷物が成田にあるのだけど、先に税を払わないと届けられない」と言われる。電話口でクレジットカード番号を言えばOK.

個人輸入と商業用の小口輸入の違い

詳しくはよく分からないが、商業用(保有する物件の装飾として使いたいなど)は個人輸入の扱いにはならず、関税が少し高くなる様子。ネットで検索すればいろいろ出てくる。

 クレジットカードが使えない場合


このようにbilling addressの入力が米国内しかない。自分は日本請求のカードしか持っていない。という場合は、
請求住所相違でカードの認証が通らないのでどうしようもない。このようなショッピングモールでは米国住所が必須で買い物できない。
メールを送っても返ってこない気がするが、電話すると個別対応してくれることもある。日本以上に担当者の個別対応範囲は広い。

JCBは基本的に海外では使えない。
クレジットカードはなんやかんやでエラーになることが多いので、AmazonPayやPayPalが使えるならばそれらを優先して使うといい。

トラブル対処

やってるのだかやってないのだか分からないサイト

どのサービスにもいえることだが、開店休業状態のウェブもある。
・ほかと比べてやたらと安い
・ほかでは在庫がないのになぜかここだけある
・経営理念やプレスリリース、SNS連携ばかり充実していて商品説明が簡素
みたいな場合は注意。

詐欺サイトで買ってしまったら

まずは販売業者に電話とメールをする。どの連絡先に何月何日にクレームを入れてどのような対応であったか(詐欺サイトなので電話してもメールしても反応なしが普通だと思うが)を記録する。
VISAのサポートに電話して何をやっても応答がないのでキャンセルしてほしい。と伝える。キャンセルまでに2-3ヶ月かかるが取り消してくれることもある。

eBayで買ったら壊れていた場合

eBayの中古品は出品者が怪しくても買って良い。eBayの消費者保護プログラムにより、
精密機器の故障(外観はOKだが動かない)や輸送中の破損を申し立てた場合、よほどのことがない限りは販売者の責任となりお金を返してもらえる。もちろん、壊れていないのに故障を申し立てるなどが連続すると制裁を食らうとは思うが。この場合でも海外までの送料は負担する必要がある。

発送元>米国倉庫>米国の空港>日本の空港>受け取り と長い経路をたどる。そのなかで、ワインのカラフェのような、大きめのガラス製品は3~5割の高確率で割られると考えた方が良い。外国人は荷物の扱いが想像以上に雑である。海外転送業者もガラス割れについては保証がない。eBayやAmazonでInternational Shipping OKの場合は割れていたら返金請求できる。

電話しないと配達してくれない

あまりに巨大なものを注文するとXPO Logisticsの場合は、営業所止めになってしまう様子?ネットで配送依頼ができるはずだが、なぜか(日本からやったからか?)認証エラーが出たりするので電話する必要あり

日本では売っていないデザインアイテム

暖炉

electric fire placeというのは実際には炎を燃やさず、そっれぽい液晶画面で炎のスクリーンセーバーのような映像が流れるだけの様子。50-60インチで$700.これはチープな感じかもしれない。東京ガスでも使えるLNG(=天然ガス=NG=Natural Gas)タイプとLPガス(=プロパン)もあり、こちらは$3,000-4,000である。床下配管が必要なので簡単には増設できない
バイオエタノールの炎を出すタイプもあり、$700くらいからある。ナポレオン社などが大手。日本への送料は$600程度をみておけば良い。

米国の家庭雑貨

global view designなどで検索するとたくさん出る
製作の精度は高くないのだが雰囲気作りには使える。3~4星ホテルクラスの内装品のようなオブジェ。

世界の名デザインのぱくり専門店

楽天にもそのような店が出ている。日本人経営。世界のデザインを模して中国でOEM生産している。そんなのが人気を博していたりする。家具の世界は著作権意識は希薄なようです。

米国では Brayden Studioというところが、どう見ても有名どころの類似だろ。というデザインを中心に数万件程度のアイテムを展開する大手。ウォルマートなどまともな店でも取り扱いしており驚く。数万点は本当にすべて作ったのか?在庫があるのか?注文が入ってから作るのか?会社情報も出てこないので謎。


こちらは本家(moooi)の本物デザイン

こちらはBrayden Studio ほぼ同じだけど細かいところで精度が悪い。値段は本家18万円に対して4万円

おしゃれ照明

キチラー社ほかデザイン性の高い照明。米国はインテリア雑貨が安い。というか日本が高い。室内照明などは$200-300でほとんど買える。日本の3-4分の一の価格イメージ。キチラーは筆者おすすめである。

高級デザイン雑貨

高級デパートの一押し高級輸入雑貨のような扱いになっている20万円くらいのアイテム。だいたい現地価格は半額くらい。

中古品や一点もの

ご存じの通りebay,etsy,amazonなども米国版は便利。etsyもいろんな業者にコピペメッセージで見積もりを依頼したりすると迷惑ロボ排除のアルゴリズムにひっかかってアカウントを止められたりする。

コンピュータ部品の中古

ニッチなサーバーの部品(ECC Registered DDR4など)はebayで買って輸入した方が安いことも多い
Xeon Platinumなど日本で正規を買うと100万円を超えるCPUは、ebayでES品、QS品などが正規の1/10くらいで売られていることがある。MMtoolというのでマザーボードのBIOSを書き換えると、それらの横流しされたCPUを認識できるらしい。

どこで買えるのか

いろいろな家具や内装材料を売っている店

エコノミークラス雑貨

https://www.wayfair.com/ いろいろな低価格雑貨が売っている
https://www.build.com/ キチラーの照明が豊富
最初はこの2つから見るとよい。
https://www.overstock.com/ (中国から直送される絵画など、物によっては粗悪)

中高級雑貨

https://www.onekingslane.com/ 日本人が見ていいなと思うのは、この価格帯以上と思われる。USD 300-500/item 店舗装飾などにはちょうどいい
https://www.scenariohome.com/

高級デザイン雑貨や家具

https://www.horchow.com/
Neiman Marcus 実店舗も有名な大手 https://www.neimanmarcus.com/
https://italian-interiors.com

日本からのアクセス制限

https://www.hayneedle.com/
ここも通販では大手だと思うが日本からはアクセスできない。米国からも日本語のWindowsだと拒否される?このウェブにはスパム検出システムが実装されているが、その判定が厳しすぎて正規アクセスでも拒絶されてしまう。
そのような場合は、米国内のホスティングサービスでリモートデスクトップ接続を許可しているレンタルサーバーを借りるといい。ただし、米国内の携帯番号を持っていないと認証を通過できないなど問題になることもあるので注意。