Windowsの不具合と解決策研究
概要
Windowsを管理していてよくはまる問題点
ほぼ自分用メモ
リモートデスクトップの不具合解決
遅い問題
かれこれ20年ほど愛用しているWindows RDPですが、新しいバージョンのWindows10だとLAN内でも遅くなるなど不具合が多くなっています。
いろいろ試したのですが、そんな時は、
Create a DWORD named fClientDisableUDP and assign it a value of 1
これで解決します。要はUDPがうまく動いていないから止めてTCPだけ使う設定。
Windows ServerのSMBファイル共有範囲
共有とセキュリティタブって、何が違うのかよく分からぬまま使っていたのだが、結果的には問題なかった。
過去20年来、よく分かっていなかった問題に終止符。
共有タブで設定するアクセス許可は、ネットワーク経由で共有フォルダにアクセスする場合に適用されます。
セキュリティタブで設定する内容は、ネットワーク経由のアクセスだけではなく、サーバーにローカルログオンした場合にも適用されます。
両方を設定して、ネットワークからアクセスした場合には、よりアクセス権の厳しいほうが適用されます。
例えば、共有タブでアクセスを許可されたユーザーも、セキュリティタブで許可されていなければ、ネットワーク経由のアクセスはできません。
https://social.technet.microsoft.com/Forums/windows/ja-JP/2103c1a3-986f-4f9b-8268-a06b5acf5c69/208492637712479125021253912475124611251712522124861245112479?forum=windowsserver2003ja
リコーの複合機からWindows Server 2019の共有フォルダにアクセスできない
Windows Server側でSMB 1.0を有効にすると使えるようになる。最近のWindowsではSMB1.0はデフォルトではOFFになっているようで、これによりつながらなくなった古い機器が続出。
タスクスケジューラの問題
バッチファイルが実行されない
http://sogohiroaki.sblo.jp/article/178281845.html
[全般]タブで「ユーザーがログオンしているかどうかにかかわらず実行する」にチェックを入れている場合は実行時にウィンドウが表示されないのが既定の動作。目に見えないところで動く。
ログがデフォルト無効になっているのを有効化
なぜか手動でonにする必要あり。わけがわからない。
ソフト起動時にプチフリーズする
chromeやexcelなどの起動時、数秒間プチフリーズ、その間、ほかのアプリは操作できる
どなたか原因をご存じの方、直し方を教えてください。マカフィーの問題?わからない。
chromeでGoogleのサジェスチョンが出なくなる
ATOKをATOK for 一太郎2020に買い換えたら直った。つまりATOKが悪い。アップデートモジュールで修正してくれればいいのにしてくれない。
Excel2019
ピボットテーブルのフィールドのグループ化がグレーアウトしたままで押せない
集計対象行列の中にひとつでも#valueなどエラー値や文字列があるとだめ。不親切。
インテル® アクティブ・マネジメント・テクノロジー(Intel AMT)
BIOS,UEFIのメニューをいくら探してもそれらしきものが出てこない
インテル® vPro™テクノロジー対応のCPUはもちろんチップセットも対応していないと使えない。vProに対応しているチップセットは普通のPCにはほとんどない。Intel® Q370 ChipsetなどQが付くチップセットは対応しているらしい。SuperMicroなどサーバー用では対応している。
VMwareとHyper-Vの問題
Windows Sever 2019上のVM Ware Workstation15.5.0はゲストOSを26個くらいまでしか動かせない
ゲストOSの制限数は26~29くらい(忘れた)までしかMachine一覧に並べられない。それ以上は読み込みできない。また、それ以下の数しか同時に電源を入れることができない。仕様。エラーすら出ないので不具合なのかもしれない。
一方、Windows Server 2019 Standard のHyper-Vならたくさん並べてもVM作りすぎエラーは出ない。
Windows Server 2019 のHyper-VでUSBモデムが使えない
Hyper-VはUSB pass throughは非対応らしくどうしようもない。VMware Workstationを使うしかない。
vmdxからvhdxへの変換
StarWind V2V Converter – Converting VM Formatsを使うと何も問題ないが日本語のファイル名は通らないので英語名に変えておく必要あり。
Hyper-VのゲストOSでメモリリーク
メモリリークなのかどうなのか不明だが、ゲストOSでWindows10を数十日単位で連続稼働すると、何もしていなくてもメモリ使用が30GBなどとなり、いつの間にかとんでもない量を専有していることがある。これはHyper-Vのデフォルト設定がホストOSのメモリ使用制限なしのため。6GBなり8GBで制限しておくべき。
Hyper-Vでディスク容量が足りなくなる(avhdx問題)
これはディスクをvhdxで作っておいたはずなのに、いつの間にかavhdxという差分ファイルがたくさんできてしまっていることが原因。まずは、仮想マシンの設定>スナップショット>無効 にして、差分を作らないように設定。それに加えて、Hyper-Vマネージャー>サーバー名>右クリック>ディスクの編集>avhdxを選択>結合 とするとavhdxはvhdxに統合されて消えてくれます。ディスク容量は半分くらいで済むようになるはず。なんともひどい仕様。
https://success.solarwindsmsp.com/kb/solarwinds_backup/Merge-differencing-disks-AVHD-AVHDX-to-boot-Hyper-V-machine-after-restoring-to-files-from-Hyper-V-datasource
Windows10 LTSCにMicrosoft Storeほかアプリを入れる
先に 設定>開発者向け>開発者モード にしておく必要あり。
その後、下記をインストール
https://github.com/kkkgo/LTSC-Add-MicrosoftStore
clone or download>download zip
Add-Store.cmd を管理者権限で実行
物理的に壊れたハードディスクを修繕してHyper-V化
コマンドプロンプトで入ってdirでcドライブだけでも内容が表示されればファイルは救出できる。ただし、アプリや電子証明書なども救済したい場合はWindowsを起動させなければならない。起動しないけどファイルは見えるという状況ならば、多くの場合は復元可能。起動したらDisk2vhdでVM化。VM化してからまた起動パーティションを作って追加する必要あり。
https://www.diskpart.com/jp/
https://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/2003/11/news007.html